Illustrator 文字の装飾
WordPressでアイキャッチ画像は最初に目にする表題ですので、メッセージを視覚的にアピールしたいものです。濃淡のある写真の上に重ねたテキストの可読性も考慮しながら文字を読みやすくしなければなりません。書籍でも広告でもターゲットの内容を魅力に最大限引き出せる方法です。
「キャッチコピー」も大切なのですが、気を付けたいのは勿論紹介文ですので、ポイントを絞って配置して下さい。
良くある話ですが、Illustratorで色々「テクニック」を覚えてくると使いたくなって来るものです。「キャッチコピー」なので多用するとお祭り騒ぎになってしまい、ポイントが曖昧になってしまいますのでワンポイントで魅力を伝えましょう。シンプルイズベスト、いつも意識の中に可読性を考慮してレイアウトする様にしましょう。
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簡単で、効果的な方法のSTEPです。
①Illustratorを起動します。
メニューバー→ファイル→新規→サイズ→A4横サイズ
②背景となる画像をアートボード上に→ファイル→配置 もしくはドラッグ&ドロップ
背景となる画像はリサイズした原寸を使います。配置したら選択してロックを掛けておきます。テキストの配置の際移動しない様にするためです。
③テキスト入力
好みのフォント・サイズを決める。色を決める。
④書式→アウトラインを作成
アウトライン処理をする理由はグラデーション、パターン、濃淡を含むスウォッチは、文字の塗りに適用出来ないからです。アウトライン化することでテキストデータをパスデータに変換出来ます。
⑤オブジェクトをお好みのグラデーションカラーに
右ツールバーから、スウォッチ→4本線マーク→新規スウォッチ
⑥STEP3のテキストをコピーします。二段で良ければコピー1、三段欲しければコピー2。
コピーしたテキストは順番に最前面になりますので、最初に打ち込んだテキストを「最下層1」、コピー1を「中間層2」、コピー2を「最上層3」として作業をして行きます。キャンバス上でレイヤーを重ねて行く方法と思って頂ければ良いと思います。
⑦三段の文字の装飾で進めます。
「最下層1」をアクティブ(選択)にした状態で左サイド「塗り」と「線」を共に黒一色に指定、線幅を2.5mmに指定。線幅を指定する事で文字が数値分拡張されて行きます。
次に「中間層2」をアクティブ(選択)にした状態で左サイド「塗り」と「線」を共に白一色に指定、線幅を2.0mmに指定。白なので作業ウインドには表示されませんが、アクティブ(選択)出来ます。
「最上層3」は好みのスウォッチで「塗り」で「線」は無し。
⑧「最下層1」、「中間層2」、「最上層3」をアクティブ(選択)した状態で整列パレットから左右・上下中央に揃えます。
メニューバー→オブジェクト→グループ でグループ化出来ます。
見本の様になったでしょうか。