年金いくら貰えるのかな

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60歳になると、そろそろ年金のことが気がかりになります。私もすでに年金受給者ですが、先日も話の中で相談されました。現在いったい自分はいくら貰えるのかどうしても気になりますよね。年金定期便でおおよそ分かっている筈なのですが、人のことも気になります。

老齢基礎年金=老齢基礎年金の満額×保険料納付済月数÷480月

老齢厚生年金=報酬比例部分+経過的加算+加給年金額

で計算されるらしいですが、私も専門家ではありませんので詳しく説明出来ません。結構小難しいですね。

半世紀ぐらい前は結構お年寄りは厚生年金であれば手厚かったのですが、現在は生活費の足しにぐらいにしかなりません。原因は始まったばかりから懸念されていた現役労働者の人口、また少子化、企業の生涯雇用の変化です。以前は企業年金などの追加制度がありましたが今はほとんど廃止しています。年金制度は手法としてはネズミ講です。子が多ければ原本が増えますが、受給者が多く保険料の納付する人が少なければ当然支給額が足らなくなっていきます。現在は国庫負担(税金・消費税)ですが毎年一引き二引きで少なくなっています。
国民年金だけでは夫婦しても生活は成り立たないでしょう。

老齢厚生年金の理論上の最高額は、月額でおよそ30万3,000円だそうです。38万円あれば老後も余裕ですね。
年収はここ10年減り続けています。10年前に比べて100万は減っているでしょう。

では、年収における予想額を記したいと思います。念のため大事なことなので先に言っておきます。あくまで年収は変わらず40年間かけ続けた場合です。年収は昇給などによって変わりますが、年毎の年収と期間の総額を割って計算するとよいでしょう。

【年収別おおよその老齢厚生年金月額】

300万円:5万6,000円

400万円:7万5,000円

500万円:9万4,000円

600万円:11万3,000円

700万円:13万1,000円

800万円:15万0,000円

900万円:16万2,000円

プラス老齢基礎年金(40年間)の満額は780,900円

これでいくと年金を月15万円貰うには平均年収が470万円必要と言うことになります。当てはまりますか。
当然ここから諸税金が引かれます。手取りでびっくりするでしょう。

私の周りにもいるのですが、若いフリーターの労働者、時給収入で賞与もなく働いている方、早く正社員になって安定した職場に勤めて貰いたいものです。若人に老後の心配などしている暇は無いかもしれませんが、人生って気がついた時はやり直しが出来ない事が多すぎます。自立して起業をするつもりなら早く決断しましょう。日本に見切りを付け海外に新天地を求める青年も身の回りに何人かいます。ただ日本固有の文化を生かす技術が無いと難しいとは思います。やりたい事を海外で試すのも後悔のない人生です。どん詰まりの日本ですからね。闇雲ではダメですよ。よく準備して自信を持って実行して下さい。

本当は政治が雇用の安定を推進してくれれば良いのですが、営利を目的としている企業は低賃金で会社の安定を計らねばならないでしょう。外国人労働者を低賃金で使うことも、派遣社員の導入も国内の労働者の年収低下の一因でしょう。自分ではどうにもできないことも多いです。

私もそうですが高齢者になればなるほど就業は難しいのが現実です。70歳まで働いてもその次はまずありません。老後の心配はすでに始まっているのです。個人商店をしている方も国民年金ではなく、合同会社など設立して法人格になることをお勧めします。電子定義などであれば10万円ぐらいで設立出来ます。
会社登記はそんなに難しくはありません。業者に頼むことも出来ますが、自分で税務署に出向き書類の書き方を教えてもらうことも出来ます。以前私は定年退職したときすべて一人でやりました。思っているほど難しくもありません。事前に調べておいて必要な印鑑(登記・銀行員・実印)など準備することも必要です。3種の印鑑はネットやyapooショッピングでセットで安く制作してもらえます。家族や従業員も社会保険で安心できるでしょう。

ますます厳しくなる年金制度

年金制度も毎年のように改正されています。税も毎年上がります。明日でなく、今真剣に考えそして行動してくださいね。
これを読んでそうだな、と思った方、すぐ実行してみましょう。一日でも未来に近づくために。

私も妻が病気で医療費が結構かかりますね。夫婦二人の年金では毎月赤字。手に職があっても副業は不定期です。ブログもどうやって稼ぐのか、手間の割に収入は少ないです。でも頑張るしかないですね。頑張ればきっと明日は良いことがあると信じています。

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