プライベートで使うPCはMacでもWindowsでも普段は対応しているソフトがあるので困りませんよね。興味で使ってみたい、教科で必要、その程度でしょうか。でも非対応ソフトの場合に必要になる事があります。カーナビのバージョンアップやドライブレコーダー、また業務用機器など非対応ソフトの場合対応するPCを借りなければなりません。一台で両方にシフト出来たら便利です。MacでBoot Campが使えるようになって10年位経ちます。既に経験している人も多いと思います。
ここでもう一度便利さを思い出して、まだ経験していない方にもご紹介して行きます。
MacBookやMacBook Airを使っている方は、どこでもMac/Windows両方が使えますね。
MacでWindowsを動かすには
無料のソフト
①Boot Camp
②Virtualbox フリーソフト
有料のソフト
③Parallels Desktop 19 for Mac
④さくらのVPS for Windows Server
⑤お名前.com デスクトップクラウド
有料ですと月1,000円位の料金が掛かります。
無料で出来るMac標準機能の「Boot Camp」がお勧めです。ただし現在はWindows10までです。
有料ですとWindows11も使えそうですね。
対応するMac
BootCamp を使って、Windows10 を Mac にインストール。Mac/Windowsを切り替えて使うことができます。
Windows10をサポートしているMacの型式(モデル)
MacBook Air&Pro (2012 年以降に発売されたモデル)
MacBook (2015 年以降に発売されたモデル)
Mac mini (2012 年以降に発売されたモデル)
iMac (2012 年以降に発売されたモデル)
Mac Pro (2013 年以降に発売されたモデル)
Mac に最低 64 GB から128 GB 以上の空き領域
準備
インストールには Windows10 の ISOイメージファイルが必要です。
Microsoft から Windows 10 ディスクイメージをダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
容量が 16 GB 以上ある外付けの USB2.0 フラッシュドライブ
ファイルシステム「fat32」
方式は「マスター・ブート・レコード」
Mac に Windows10 をインストール
ISOファイルの作成が完了したら、Mac に Windows10 をインストールしていきます。
「アプリケーション」フォルダの「ユーティリティ」から
Boot Camp アシスタントの起動
「Boot Camp アシスタント」を起動します。
Boot Camp アシスタント
Boot Camp アシスタントです。「続ける」をクリックします。
Boot Campアシスタントを使うと、Intelプロセッサ搭載のMacにMicrosoft Windows をインストールできます。
ISOイメージの選択
用意した「ISOイメージ」を選択しましょう。
パーティションのサイズ
パーティションのサイズを選択します。
「macOS」と「Windows」の間をドラッグ&ドロップすることで、サイズを変更することができます。
HDやSSDの容量で考慮しますが、最低で64GB、推薦で128GBあれば余裕で快適に使えるでしょう。
パーティションのサイズを決めたら、「インストール」をクリックしましょう。
Windowsサポートソフトウェアのダウンロード中…
完了までは40分+40分位掛かります。気長に待ちます。
ディスクにパーティションを作成中…
次のようなポップアップが表示されるので
Boot Campアシスタントが変更を加えようとしています。
「Touch IDを使用する」か「パスワードを入力」しましょう。
Windows10 のインストール
すると、コンピュータが再起動し、「Windows 10」のインストールがはじまります。
インストールが完了すると、Boot Campインストーラがはじまるので、ウィザードに従いましょう。
これで Windows10 のインストールは完了です。
BootCamp インストーラの実行(デバイスの設定)方法を紹介します。
Mac に Windows をインストールすると……
このように「BootCampインストーラ」が起動します。
「ようこそ BootCamp インストーラへ」
「次へ」をクリックしましょう。
使用許諾契約書です。
・使用許諾契約書に同意します
にチェックを入れ、「インストール」をクリックします。
すると、インストールがはじまります。
しばらくすると、このようなデバイスドライバーをインストールするポップアップが表示されるので
「インストール」をクリックします。
BootCamp インストーラが完了しました。
・システムを再起動します(推奨)にチェックが入っていることを確認し、「完了」をクリックします。
すると、コンピュータが再起動します。
再起動後、Windowsのウィンドウが出ます。
これでインストールは完了です。
BootCamp – MacとWindowsの起動を切り替える方法
コンピュータの電源投入時
コンピュータの電源ボタンを押し、すぐに「option」キーを押下状態にします。
すると、このような起動ディスクの選択画面が表示されるので、キーを離して大丈夫です。
①Macを起動する場合 → 「Macintosh HD」
②Windowsを起動する場合 → 「Windows」を選択して矢印をクイックします。
Windows10が起動します。
起動ディスクはMac HDになっているのでシャットダウン・再起動するとMacの起動になります。
Windows起動時のパスワード入力を省略
デスクトップの左下にあるフォーム「検索窓」に「netplwiz」を入力します。
「netplwiz コマンドの実行」をクリックします。
すると、「ユーザーアカウント」というウィンドウが表示されるので
ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要
からチェックをはずしましょう。
チェックがはずれていること確認し、「OK」をクリックします。
すると、「自動サインイン」ウィンドウが表示されるので
「パスワード」を入力し「OK」をクリックしましょう。
これでパスワード入力の省略(自動サインイン)の設定は完了です。実際に自動サインインできるかどうかを確認してみましょう。
Macのキーボードで入力する
Windowsの言語入力切替をMacキーボードと同じにする方法
とりあえず「かなと英数の切り替え」は普段使っているMac OSと同じにしておきましょう。
Microsoft IMEの入力言語切り替えをMacと同じにします。
①:IME言語バー「あ」や「A」の部分を右クリックするとメニューが上がってきます。
「プロパティ」を選択しましょう。
②:Microsoft IME の設定がウィンドウが開きますので「詳細設定」を選択します。
③:Microsoft IME の詳細設定に切り替わります。
「全般」タブの「編集操作」項目にある「変更」を選択します。
④:「無変換」を探して「かな切替」を選択したら、更に「変更」を選択します。
別ウィンドウが開くので、その中の「IME-オン」をクリックします。⑥を参照
⑤:前項と同じ容量で今度は「ひらがな」を探します。「ひらがなキー」を選択して更に「変更」を選択します。
別ウィンドウが開くので、その中の「IME-オン」をクリックします。
⑥:しっかり設定できていれば画像のように「無変換→IME-オフ」「ひらがな→IME-オン」となっているはずです。
確認できたら「適用」その後「OK」を選択します。
これでBootcampしたWindowsの言語入力切替がMacと同じになり、「英数キー」を押せば英語と数字、「かなキー」を押せば日本語入力が可能となります。
普段頻繁に使うことは少ないと思うのですが、無料で使えるので入れて置いてもイザという時に役に立ちますよ。
終わりに
お仲間のUSBなど、えっ両方使えるのとチョット自慢出来ますかね。
興味あったら挑戦してみて下さい。
大分経過した手順・画像です。多少違う箇所あるかと思いますが、ほぼ変わりは無いと思いますので頑張って下さい。
長文でお疲れ様でした。またご来訪お願いします。