蔓延している「特殊詐欺相乗り」

蔓延している「特殊詐欺相乗り」

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コロナの副作用でしょうか。世相の仕業でしょうか?。

昨年辺りから特殊詐欺が話題になっています。社会が非正規社員の雇用に移行してしまったので、その日の暮らしに困っている方が沢山いるのは分かります。貧困のため「止むに止まれぬ」理由もあるでしょう。

遠い存在に対して匿名で直接「巧妙な罠」を仕掛けてくるのは、情報というメディアの負の側面ですね。

「特殊詐欺相乗り」

先日フィッシング詐欺に遭遇したばかりです。通販サイトでの出来事です。欲しいなと思っていた商品が格安で出品されていました。通販のサイトとしては品揃えも多くamazonサイトと比べても遜色ないサイトでしたのでつい油断してしまいました。決済にJCBカードを使いましたが、セキュリティーコードJ/Secure(ジェイセキュア)で認証されず決済は出来ませんでした。何故だろうと不思議には思っていたのですが、

翌日JCBより不正検知システム第三者により不正使用された可能性を検知しましたので、ご連絡を差し上げました。と連絡がありました。

不審に思ったのですが、何故決済できなかったのか不思議でしたので【お問い合わせ窓口】株式会社ジェーシービーセキュリティーデスク 電話番号 : 0120-101-258 に電話しました。

やな予感は当たります。二度にわたり海外から不正な利用があったそうです。早期でしたのでJCBの方で利用は止めて貰いました。

この通販サイトの目的はカード番号とパスワードだったようです。セキュリティーコード J/Secure(ジェイセキュア)はカードのパスワードに連携していました。

即日、不正使用の支払いの停止・カードの利用停止・新しいカードへの再発行を申し込みました。

参考にこの詐欺サイト公表しようとも思ったのですが、イタズラで被害が起きても困るので記載しません。

被害は回避したと安心したところへ、一昨日新たな不審メールが届きます。

不審なメール1.png

Vpass 覚えのない通知です。「Vpass」で検索してみました。

不審なメール2.png

三井住友カードなんですね、確かに持っています。しかしここ数ヶ月利用していませんでした。
支払い停止になるものがありません。これも誘導フィッシング詐欺みたいです。
覚えがあれば慌てますよね。カードの決済不履行はペナルティーがありますからね。

イオンカード、Apple ID情報でも「ご利用確認のお願い」の詐欺メールが出回っているそうです。リンクをクリックしないよう注意してください。直接カード会社やサイトにて確認しましょう。

気を付けたい「特殊詐欺」

①オレオレ詐欺
②フィッシング詐欺
 フィッシング詐欺は、偽のウェブサイトなどを使ってユーザー名・パスワード・クレジットカード情報などを盗む詐欺です。
③ワンクリック詐欺
 ワンクリック詐欺は、一回のクリックで契約したことにされ、多額の料金の支払いを求められる架空請求詐欺の一種です。
④偽の警告メッセージを表示させて危機感を煽るフィッシング詐欺
⑤還付金詐欺
⑥融資保険金詐欺
⑦はがき・封書による架空請求
⑧情報商材・副業詐欺
⑨「新規事業立ち上げの資金調達で仮想通貨を発行する。ねずみ講手口
⑩結婚詐欺
⑪旅行会社サイトを使った宿泊詐欺
⑫特に近年増えているのは、Amazonや楽天といった大手サイトの名前を騙ってメールを送り、本物そっくりなウェブサイトに誘導する方法です。
⑬詐欺アプリ
 紛らわしい誘導ボタンや広告風のリンクをアプリに入れ、押した人に高額の会員登録料を請求するパターン。
⑭チケット詐欺
⑭オークション詐欺
⑮原野商法
 原野商法の手口は、土地を売りつける、土地を買い取ると言って別の土地を購入させる、土地の調査・測量費用として手数料をだまし取る、という3パターンがあります。

まるで蜘蛛の巣状態ですね。油断している訳では無いでしょうが、「人を見たら泥棒と思え」いや、見えない所から仕掛けているのですから。

「特殊詐欺」に引っかから無いために

①不審なメールには不用意にクリックしない。該当の会社を検索して問い合わせましょう。
②所在地・お問い合わせ電話番号の無い会社は怪しいです。
③インターネットで「登記情報提供サービス」を利用して、キーワード検索を行いましょう 。
④国税庁の法人番号公表サイトへアクセスすれば、法人の商号(法人名)から、会社の概要を知ることができます。 上記サイトは誰でも無料で利用でき、
(1)法人番号から法人の商号や所在地などを調べたり、
(2)法人の商号や所在地などから法人番号を調べることができます。

何故摘発出来ない

そのほとんどが海外にあり、IPアドレスの偽装技術が進んでいるため。海外の複数のサーバーを経由させて送るため、公安は直近の海外サーバーに開示請求を出し、その1つ前の海外サーバーを割り出し、さらにその海外サーバーの開示請求を出しということを複数繰り返していく必要があり、たどり着くまでに時間と手間がかかるんだそうです。

また以上の理由で日本の警察は「被害届」を受理しない方向にあるようです。直接「被害」があった場合「告訴状」を提出するのが有効みたいです。「告訴状」であれば受理しない訳にはいかないそうです。

またクレジットカード会社の「損害・被害届」は受理しない訳にはいかないそうですが、ネットの裏で蠢くプロ集団ですから効果はあるのでしょうか。

日本のメディアも「犯人逮捕」は伝えますが、注意は報じられません。何故かは想像するしか無いのですが。

人を信じなければ社会生活は出来ません。相手を疑えば人間関係が壊れます。疑って生活するのも疲れるものです。「夜叉と般若」を彷彿させますね。

事情があって犯罪に手を貸した人も居るかと思います。しかしその代償は一生付いて周ります。

更生なんて言葉はありますが、一度犯罪に手を染めた人は再犯率は50%です。更生の道の方が苦難の道でしょう。また貧困に遭えば同じ事の繰り返しになってしまうのです。

「罪と罰」踏み出す前に考えてみよう

こちらです

「罪と罰」 踏み出す前に考えてみよう 最近詐欺や窃盗のニュースが多いですね。コロナ禍の影響も多々あると思います。以前はマスクやサングラスをしていると不審者でした。花粉症の方など肩身の狭い思いをしていましたね。マスクをして正義の味方は月光[…]

一時の快楽を「幸せ」と思うか、貧しくも安心を「幸せ」と思うか、後者の人が大多数だと思います。
ま、末端で手を貸した人は何の快楽も無かったでしょうが。でも共同正犯です。

終わりに

早く身の回りに良き指導者を見つけ、生涯の仕事、家庭。大事なものを持つと自分に制御が生まれます。
捨てられないものを持つ、それが自立への第一歩だと思います。

何故生まれてきたのか
何を求められているのか
自分の生きる意義を持ちたいものです。

闇バイト迷ったら逃げましょう。逃げるが勝ちと言うことわざもあります。
結局自分も傷を負う事になります。まだ犯罪に手を染めていないのなら幸いです。家族のためにまた自分の未来のために。

平穏な日が早く戻ってくれることを願うだけです。

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