自己矛盾・暇があったら読んでみてください

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毎日不道理なニュースが多いですね。良いニュースより悪いニュースが目立ちます。いつの間にか日本人、いや諸外国でもそうですが人として守るべき善悪・是非の判断や判断基準が変わってしまっているようです。「正義は作られるもの」と言いますが、社会生活のルールも変わっていくのでしょうか。

自分では解決できない政策

昨今周りを見渡すと、コロナ禍の中、収入は減っているのに税金・光熱費は上がっていく。食料品も値上がりして移動手段であるガソリンも高止まり。若い人は先の希望を持てず、中高年は退職後も心配です。定職のある人はまだマシですが、定職に就けない人はもっと悲惨です。年金で老後を楽しめるのはほんの一部の人だけです。厚生年金や国民年金は年々減額されていますし、そこから一引き二引きです。範を示す国会議員年金は在職年数10年でも最低年412万円支給されていました。国民年金や厚生年金ではどんな計算をしても絶対出ない金額です。しかも10年で……。国民から「貧すれば鈍する」言葉どうり悪いことだと知りながら、安易にお金を稼ごうとする人が出てくるのは社会現象でしょう。万引きもそうですし、産地偽装や賞味期限偽装などもまだ素人くさい犯罪ではあります。

富は人を幸せにするか

富は人を幸せにしたり、不幸にもしたりします。確かに貧乏よりはお金持ちの方が人生楽だと思います、が、他人を犠牲にしたり自分の人格を犠牲にしても幸せでしょうか。自分の立場と利害を守る生き方、摂取される側より摂取する側。「朱に交われば赤くなる」良心の問題ですが。騙す人より騙される人の方が心を穏やかに人生を送れると思うのですが。

人の痛みは分からない

自己中心的な幼児への虐待・放置、そして死亡・・・。後を絶ちません。児童相談所や役所も事件が起きてから弁解に奔走します。自分の子供だったら対応に満足したでしょうか。他人のことは無関心なのです。自分のことなら真剣なのですが。

幼い頃から教わってきたのは、人から後ろ指を指されない人になることでした。でも現実はお金を持っていれば周りに人が集まって来ます。社会に貢献してお金持ちになった人もいます。道義に背いて利益を得た人もいます。よく「人の噂も七十五日」と言われますが、成った者勝ちの社会になったような気がします。汚れたお金も銀行に行けば新札になります…か。悪賢い「海千山千」の生き方ですね。

人の役に立つ生き方

人間社会は人のために働き、役立ち、そして対価を得ます。先人の庶民生活に文化をもたらした一人として松下幸之助さんがいます。小学校の頃から「ないない尽くし」だったそうです。まだ小学校4年生の頃丁稚奉公を経験し、その後借家で「松下電気器具製作所」の礎を築きました。庶民の生活に利便を発明し、「人を育てる」精神や「松下政経塾」など日本の文化に貢献しました。ちなみに「週休二日制」を導入実施したのも松下幸之助さんだそうです。松下幸之助さん一人では無く沢山の先人がいました。名の知られない先人もいました。庶民の得が自分の徳になったのです。真面目に働く典型でしたよね。

小学生の頃には先輩の様な人になりたいと、夢と希望を抱負したものです。社会に出ても先輩の様な人に成ろうと努力している人も大勢います。そんな若人を期待しています、そして応援しています。

摂取する側と摂取される側

国内では議員や国会議員の「自己中心」な弁解が増えています。公僕ですので本来ならば「国民の財産・生命」を優先し国民の生活を豊かにするのが公務の筈ですが、自己の利権を豊かにするためには理解できないような「何が問題なのか、分からない」回答を繰り返す議員もいます。分からないのなら一から勉強し直して欲しいですよね。「先生」が分からなければ小学生も困ってしまいます。「先生」の名前負けですね。選挙の前には楽園のような約束をしてくれるのですが。人物本来の欲なのか、組織の圧力なのか分かりませんが、少なくも議員に成ったら国民の為の仕事をして欲しいと思います。議会にも出席しないで給料だけは貰えるなんて国民からすれば羨ましい限りですね。上級国民の議員がそうなのですから一部の国民が詐欺行為や、還付金詐欺、補助金詐欺などを言い逃れようとするのは物真似されているのでしょう。本来は善良な人たちなのですが。「俺たちだけじゃ無い」「他の人もやっている」と良心をど忘れです。でも他人のやっている悪さは分かるのですよね。

昔から宗教は怖い。歴史が証人

統一教会ですか、信仰のことなので信者には非はありませんが、組織に問題があれば当然法によって規制されるべきですが何故なのでしょう。多くの国民はその理由に段々気付いては来ていますが。国内で非合法なり、問題があれば「反社会的集団」となり構成員も社会的制裁を受けます。先には「反社会的」の定義は無いと言った国会議員がいましたが。「反社会的集団」と呼ばれる団体は現に存在しています。山上徹也容疑者(41)による安倍晋三元首相(享年67)の銃撃事件も一体どちらが被害者なのか考させられる事件でした。安倍氏でなければただの殺人事件だけでしたが、原因が問題ある教会との癒着でした。日本国憲法は信仰の自由は認められて居ます。しかしそれは個人の権利であって、公人である国会議員や行政に携わる人には「政教分離」と言う原則があります。小学校か中学校で全員習ったと思います。「赤信号みんなで渡れば怖く無い」論法ですか。関わりを持つ事自体いらぬ憶測を持たれても仕方ないでしょう。結果には原因があります。

無理が通れば道理引っ込む

国外では、主権国家であるウクライナ侵攻(ロシアでは「特別軍事作戦」と呼ぶらしい)からロシアに対する批判が出ました。多くの国民が犠牲になり、多くの建物が破壊されました。毎日のニュースで平穏な日本人も驚きを隠せません。世界の「警察」を謳っていたアメリカも介入しようとしません。アメリカが侵攻された訳では無いからでしょうか。先頃までは民間人の大量虐殺はテロ行為と言っていたのですが・・・。軍事衝突すればアメリカ軍人にも、悪くすればアメリカ本土にも被害がでる心配があるからでしょう。こうなると武力はやった者勝ちで正義と成ってしまうのでしょうか。

金正恩朝鮮労働党総書記が真似しなければ良いのですが。ロシアが核の使用も辞さないと言っていましたが、さすが核は使用しないと言い出しましたが、何時終結するのか見通しがありません。またセルゲイ・ミロノフ「公正ロシア」(政党)党首の「ロシアは北海道にすべての権利を有している」発言も「そんなバカな」とタワゴト話で終われば良いのですが。ウクライナの戦後復興も大変でしょう。消費税・物価高で疲弊している日本国民ですが、きっと政府は復興援助の支援を声明するでしょう。ウクライナ復興特別税などと閣議決定するのでしょうか。思うにウクライナが核開発を廃絶したのも侵攻の一因となった見方もあるでしょう。ウクライナに核ミサイルがあったらロシアも危険を冒してまで侵攻したか軍事評論家?も意見の分かれるところだと思います。

共産主義国家や独裁国家と平和憲法のある日本とは思考が違うでしょうが、かつては日本も侵略主義国家でした。ロシアや中国と同じ歴史を共有しています。日本の戦国時代でも侵略する方が被害が少ないのです。諸外国でも歴史が語っています。

もう一つ中国の動きもロシアのウクライナ侵攻以来、最近では中国の発言も行動も過激さを増しています。台湾を訪問したナンシー・ペロシ米下院議長に対する抗議も過激でした。王外相の「挑発者は頭から血を流すことに・・・」発言です。近日の台湾周辺の軍事演習も台湾を取り囲むように、合わせて6か所の海域と空域での演習です。これも武力の誇示だけではなく威嚇です。威嚇を続ければ何時軍事衝突に発展してもおかしくありません。偶発は予定ではないのですから。

尖閣諸島周辺も臨戦態勢と言っても良いでしょう。沖縄諸島に対する発言も許容できないものです。韓国もそうですが、日本はこのような隣国に取り囲まれています。

日本の民間の隣人問題も似たようなものです。どちらの言い分が正しいのかわかりませんが、迷惑行為を一方的に続けられれば、事件に発展するか引っ越しするしかありません。個人でも話し合ってとか、相談してとか部外者は言いますが、話し合いや相談で解決するのであれば最初からこうにはならない筈です。事件が起きてから良く他人は言いますが。

一方的な現状変更は許さないとアメリカや日本は言って居ますが、ロシアのウクライナ侵攻や中国の台湾威嚇と同じです。商人であれば損得を協議したり、損して得取れなどとお互いの利益を追求しますが、武力抗争はそうも行かないようです。行くようでしたら世界から戦争はとっくに無くなっているでしょう。生まれや環境、教育によって人それぞれ考え方も違うと思います。しかし生まれた時から誰でも平穏で安心した生活を求めて来た筈です。赤ん坊でさえ両親と見知らぬ人は判断します。

力を信じる者は武力を蓄え破壊を生みます、金の力を信じる者は商人になり文化をもたらします、創作の好きな者は新しい文化を育みます。破壊は容易く建設は多くの知力と人力を要します。後生に残る歴史と遺産を次の時代に残したいものです。それでこそ英雄と呼ばれる人であり、偉人でしょう。

他人から後ろ指差されない人間になりたいですね

人のために働き、役立ち、そして隣人に助けてもらえる。「人の良い」のは恥ずかしいことではありません。「だます」人が心が貧しいのです。安心して家業に励める、そしてその分楽しめる人生を送りたいですね。家族のためにも子供たちの為にも。そのために国民の代表である国会議員には頑張って貰いたいものです。

幸せの定義とは、長期的に人生に意義を感じていられるかどうかなのだ。そうです。

ちなみに毎年「幸福を感じる」国ベスト3に入っているスイスも民主主義ですが、「直接民主主義」です。「直接民主主義」って何だろうと興味を抱いた人は検索してみて下さい。民主主義に生きる国民には勉強になる事でしょう。

おわりに

つい長々と長文になってしまいました。私見でしたが最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。普通の一般人の感想です。結構支離滅裂なところがありましたので賛否両論あると思います。あって当然です、そこから新しい倫理が生まれるのですから。早く穏やかな生活に戻りたいものです。

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