Exif情報・メタ情報とは
Exif情報とは画像に埋め込まれているデーターです。
データ本体ではなく、そのデータの説明書きのことです。
テキストデータは、標準テキストとリッチテキストで役目が違います。
リッチテキスト形式はHTML形式の一種です。
テキスト形式は文字だけを認識しますが、リッチテキスト形式 (HTML) では「メタ情報」が記録されます。
リッチテキスト形式では文字を修飾したり画像を貼り付けることなどが出来る訳ですので便利ですよね。
一つ一つ説明していきますね。
「Exif情報」・「メタ情報」の削除
①Exif情報とは画像に埋め込まれているデーターです。
デジタルカメラやスマホで撮った画像には日時・場所・カメラの情報・GPSなどが保存されています。
ダウンロードされた画像もロード先・サイズ・日時なども保存されます。
フリー素材の画像にも当然埋め込まれています。
便利なプラグイン「EWWWImageOptimizer」
「EWWWImageOptimizer」はWordPress初期に先ず導入を紹介されるプラグインです。
「EWWWImageOptimizer」はアップロードされた画像を自動で圧縮「Exif情報」も同時に削除してくれているので便利なのですが良いことづくめでもありません。
ブログで写真やイラストを添付するときに画像サイズや画質に悩んでいる方も多いでしょう? 「画像のサイズ」「容量」「画質」「ブログの読み取り速度」など悩みは様々あるようです。 ブログにおいて画像は、サイトの魅力を伝えるための大事なツールです 。
「EWWWImageOptimizer」のデメリット
・圧縮性能が低い
高画質な画像は重要ですよね。色彩圧縮が悪い、画像が荒く色彩が悪いのは既に感じているでしょう。
・無料版では詳細設定ができない、かと言って有料版を使いますか?
・画像の量が多くなるとブログの読み取りの遅延が起きる事があります。
普段気にしていないかも知れません。気にならない程度であれば問題ないのですが、画像をメインに使っている方は見直してみましょう。一手間加えるだけです。
画像処理アプリを使った「Exif情報」削除はこの後説明していきます。
WordPressサイトの「メタ情報」
WordPressには、「メタ情報」というウィジェットがデフォルトで導入されています。
結論から述べると、この「メタ情報」は非表示にしておきましょう。
どのワードプレステーマを使っていても同じですが、「メタ情報」を消す方法は「ウィジェット」を使います。
そもそも「ウィジェット」とは・・・
「メタ情報」を含め、メニュー、検索窓などのブログパーツを簡単に追加したり、消したりできる箇所です。
「ワードプレス右メニュー」の「外観」→「ウィジェット」をクリック。
テーマにより「サイドバーエリア」の外観が違うので、確認して下さい。
「サイドバーエリア」の中に「メタ情報」があったら、この「メタ情報」を、枠外へとドラッグ&ドロップしてしまいます。
枠内から「メタ情報」が外れました。「停止中のウィジェット」に格納されます。
「メタ情報」の削除はこれで完成です。
「メタ情報」を非表示にするべき理由
・ユーザーにとっては不必要である事。
・セキュリティ面で危険である事。
・誰でも簡単にログイン画面に移動できるのは、セキュリティ的にとても危険です。
万一ログイン情報が漏れたり、悪意のあるユーザーに情報を入力されてしまったりすると、サイトを乗っ取られてしまう危険性もあります。
少しでもセキュリティ面を強化するために、「メタ情報」の非表示はしておきましょう。
テキストデータの「メタ情報」削除
他のサイトや辞書などから必要に駆られてコピーしたテキストには注意が必要です。
コピーが悪いのでは無く、タグやリンクなどのHTML などの情報が含まれている場合があります。
このままWordPress記事に持ってくると思わぬ表示上のトラブルに遭遇します。
通常テキストを開くとリッチテキストになっていると思います。文字の装飾をするためなのですが、一度コピーしたテキストはリッチテキストから標準テキストにと切り替えます。その後リッチテキストに戻します。
これでテキストデータの「メタ情報」が削除されます。
画像データーの「Exif情報」を手動で削除します。
Exif情報を確認する
①Windws標準のプロパティを使って簡単削除。
1. 画像を右クリック→プロパティを開く。
2. プロパティや個人情報を削除をクリック。
3. このファイルから次のプロパティを削除。
4. すべて選択し、OKボタンを押す。
②Macで「Exif情報」の確認の仕方。
画像をクイック、アクティブにして[Command]+[I]を押します。
左が処理前、右が削除後。
Macは画像処理アプリで「Exif情報」を削除します。
Photoshopで「Exif情報」削除
画像処理後「保存」の際に書き出し保存で「Exif情報」を削除します。
「メタデータ」を「なし」に選択して完了します。
保存を選ぶと
になるので完了後、通常の「別名で保存」を選択する。
Exif情報を確認すると全て削除されています。「Web用に保存」はファイル容量を小さくして保存してくれますが、印刷などの用途には向かない画質になります。インターネットにアップするような画像の場合は「Web用に保存」にしたほうがいいと思います。
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ご愛顧有り難うございました。
再開されるようでしたら当サイトで再度紹介したいと思います。
なお、デジハリONLINEプロモーションは引き続き運営されていますので、直接お問い合わせ下さい。
GIMPやAffinity Photoでも同様な操作で「Exif情報」は削除できます。
GIMPで「Exif情報」削除
Affinity Photoで「Exif情報」削除
いかがでしょう。画像処理アプリとかを使っても保存の際一手間を加えるだけで「Exif情報」を削除する事ができます。
EWWWImageOptimizerを使い分ける
「EWWWImageOptimizer」はアップロードされた画像を自動で圧縮「Exif情報」も同時に削除してくれているので便利なのですが、大事な画像を圧縮させたくない場合もあります。自動で圧縮させたくない場合、
一度「無効化」します。「無効化」してあれば圧縮されません。画像をメディアにアップロード後「有効化」すればこの画像は圧縮されていないと言うことになります。
普段の作業は「有効化」、画質を守りたい作業は「無効化」と使い分けるのも一手です。
アップロードしてある画像を一括最適化する方法は
EWWWImageOptimizer設定画面で画像を一括最適化
終わりに
簡単に早くきれいには誰もが望む希望なのですが、一を知ると二をと段々難しくなっていきます。
WordPress の魅力は簡単にプログが発信できるですが、圧縮もプラグインにばかり頼らず一手間かけて綺麗な画像を心がけたいものです。
Googleは1ページあたり1.6MB(メガバイト)を推奨しています。(※3G)の場合。
ブログの検索流入は7~8割がGoogleからなので、Googleに合わせて最適化するのが現実的です。
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閲覧いただきありがとうございました。