Illustrator の機能を一括で簡単に覚えよう
Illustrator 導入したけど分からない。早く覚えたい。Illustratorって難しい、いえそうでもありませんよ。
初心者に向けた一括で速攻に覚える教材を執筆してみました。難しくはないので、基本のツールは覚え易いと思います。当サイト、Illustratr Acrobat 連携と合わせてご活用ください。
Mac Illustrator での操作手順になります。Windowsでも同じです。
Illustratorで簡単地図作成
地図制作で覚えられる事。ツールやパレットの基本
①パス→パスのアウトライン
②ペンツール→ペジェ曲線→方向線（ハンドル）
基本が分かればロゴやイラストも
③線の形状・角丸
④パスファインダー→合体
整列と共に必須の知識
⑤ハサミツール→アンカー追加→削除
ペンツール→アンカーポイント追加、削除。ダイレクト選択ツールと覚えて置きたい手順。
では地図の描き方STEPに入りましょう。
先ず完成した見本地図です。
先ず最初に注意です。Illustratorワークスペース上で拡大した状態で描画した方が良いのですが、出来上がった地図を拡大・縮小していくと、特に縮小する場合線幅の設定は維持されてしまいます。
パスファインダー→変形では
チェックを外すと「線幅」は拡大縮小されても太さが変わりません(固定されます)
となっていますが、何故か線幅の設定は維持されています。
png画像、jpg画像に変換、後にサイズを調整するのであれば、この限りではありませんが、Illustratorワークスペース上で拡大縮小した場合修正が必要になってきますので、原寸の方が無難です。
STEP 1 範囲を指定、地図を描画
外枠を作ります。原寸50mm×50mmです。内枠、44mm×44mmです。右側パレット→整列で中央に揃えて置きます。外枠はアクティブにして、上部メニューバー→オブジェクト→ロック→選択 でロックして置きます。
内枠は上部メニューバー→表示→ガイド→ガイドを作成。ガイドは目印になる線です。こちらは印刷されません。あくまで目印です。後からメニューバー→表示→ガイド→ガイドで消去出来ます。
作業し易いようアートボードはナビゲーターで拡大して置きましょう。
①左側ツールバーよりペンツールで道の概要を作図します。カーブはペジェ曲線になります。方向線（ハンドル）で任意に曲線を描きます。
②次に道路の広さに応じて右側パレットより線の太さを変えていきます。
③道路の形状が四角なのでアクティブにして角丸に変更します。
④地図らしくなってきました。次にこのままですと一本一本の道が分割されているので合体させます。
STEP 2 道路の合体、アウトライン
道路全てを選択、アクティブにして上部メニューバー→オブジェクト→パス→パスのアウトラインを選択。アクティブの状態で、パスファインダーで合体させます。
道路の塗りが黒になっています。ここでは塗りを白に変えます。お好みでグレースケールも綺麗ですね。
線幅は0.15mmに設定しました。
STEP 3 線路の作り方
線路を作ってみましょう。ペンツールで線幅0.3mmの線を引きます。一本はコピーして置きます。最初の1本はパスのアウトラインを使って塗り「白」、線幅を0.1mmに設定。
2本目は破線から破分1.5mm、間隔1.5mmに設定。
破線のアイテムは上部メニューバー→オブジェクト→重ね順→最前面になります。
アイテム両方をアクティブにして、整列→で中央にします。グループ化しておきます。
STEP 4 河の描画
河を作ってみましょう。
ペンツールを使って、河を描いていきます。
描き終わったら道路・線路に懸る部分を消去してしまいます。ハサミツールで線の上をクイックします。アンカーが追加されます。他の箇所も同じようにクイックします。ダイレクト選択ツールで先程のアンカー部分をクイック、アクティブになった線を削除（delete）します。
ペンツールを使って河の欄干を作成します。コピー＆ペーストを使って配置します。
STEP 5 アイテムの配置
出来上がった地図にアイテムを配置していきます。お気に入りのイラストや、ロゴ、画像を配置出来ます。
出来上がり
如何でしょう、見本のようになりましたか。ちょっと右往左往しましたか？二三回繰り返して完全に覚えて下さい。これでツールやパレットの各種設定が身についたと思います。あとは貴方のアレンジと発想で思いのまま制作してみて下さい。
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